車の保険を滞納するとどうなる?契約解除・等級失効のリスクを解説

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ミノル
現役保険屋 FP
2012年入社の現役保険屋
生命保険・損害保険ともに扱います
営業や事故処理業務の経験を活かし、有益な情報を発信しています

保険関連資格
・FP2級
・損害保険トータルプランナー

今月の自動車保険料が払えない…

1か月くらい滞納しても大丈夫?

このような不安を抱えている方は少なくありません。

自動車保険の保険料は決して安くなく、家計状況によっては支払いが厳しくなることもあります。

しかし、自動車保険の滞納を軽く考えるのは危険です。

最悪の場合契約解除となり、長年積み上げてきた割引等級(ノンフリート等級)が失効することになります。

この記事では車の保険を滞納するとどうなるのか、1か月・2か月・3か月滞納した場合の違いや事故が発生した場合の取り扱いについて詳しく解説します。

保険料滞納時の取り扱いは保険会社によって異なります。この記事では一般的なケースを紹介しています。実際の取り扱いについては契約中の保険会社へご確認ください。

目次

車の保険を1か月滞納するとどうなる?

結論からいうと、1か月分の滞納で直ちに保険契約が解除されることは通常ありません。多くの場合、翌月に未払い分を含めて請求されます。

例えば毎月5,000円の保険料の場合、次のようになります。

  • 今月:支払いできなかった
  • 翌月:10,000円請求

この段階ではまだ大きな問題にはなりません。ただし、来月まとめて払えばいいと安易に考えるのは危険です。

なぜなら、翌月も支払いができなければ状況が一気に悪化するからです。

1か月滞納した時点で、必ず翌月は滞納しないように対応しましょう。

車の保険を2か月滞納するとどうなる?

2か月連続で滞納すると、多くの保険会社では口座振替が停止されます

その後、当月分の請求を含めた3か月分の保険料を支払うための振込用紙が郵送されます。

先ほど同様に、毎月5,000円の保険料の場合次のようになります。

  • 今月:支払いできなかった
  • 翌月:15,000円請求(振込用紙)

この段階は「解除該当者」

いわば保険会社からのイエローカードです。

振込用紙に記載された支払期限までに支払えば、契約継続は可能で翌月から口座振替再開されるケースが一般的です。

しかし、この時点で解除該当者として扱われます。

さらに注意したいのが、保険期間中に2回解除該当者になった場合です。

保険会社によっては、残りの保険期間分の保険料を一括払いしなければならない場合があります

毎月払いを選んでいた意味がなくなってしまうため、家計への負担も大きくなります。

車の保険を3か月滞納するとどうなる?

最も注意しなければならないのがこのケースです。

2か月滞納時に送られてきた振込用紙(3か月分)の支払期限を過ぎてしまうと、保険契約が解除されます

これはいわばレッドカードです。

契約解除になると保険が失効してしまうため、事故をした際に一切の補償が受けられません。

車の保険を滞納するとどうなる?契約解除・等級失効のリスクを解説の記事に挿入された、任意保険の図解
契約解除されると一切補償は受けられない

さらに大きな問題があります。

契約解除になると割引等級が失効する

自動車保険で最も大きな財産ともいえるのがノンフリート等級です。長年無事故を続けている人の中には20等級の方も多いでしょう。

20等級の場合、一般的には63%の割引が適用されています。

しかし、保険契約が解除されると長年かけて積み上げた63%割引が失効するということです。

車の保険を滞納するとどうなる?契約解除・等級失効のリスクを解説の記事に挿入された、ノンフリート等級別割増引率の説明図
等級別の割増引率(改定等により変更となる場合があります)

保険料が数千円から数万円未払いだったために、将来的に何十万円もの損失につながるケースもあります。

保険契約を解除されると、代理店や保険会社によっては再契約を断られる場合もあります。

滞納中に事故を起こしたら保険は使える?

滞納中に事故を起こしたら保険金は支払われるの?

これは非常に多い質問です。

一般的には、猶予期間中で契約が有効な状態であれば保険対応が可能です。しかし注意点があります。

未払い保険料の支払いが必要

保険会社は通常、未払い保険料の入金確認後に保険金支払い手続きを進めます。

次の流れになるケースが一般的です。

事故発生

契約者→保険会社へ連絡

保険金請求

契約者→保険会社へ請求

未払い保険料の支払い

契約者→保険会社へ保険料支払い

保険金支払い

保険会社→契約者へ保険金支払い

逆に未払い分の支払いが確認できなければ、保険金支払い手続きが進みません。

事故が起きてから慌てないためにも、滞納は早めに解消しておくことが重要です。

保険料の支払いが厳しいなら保険会社を見直そう

自動車保険を滞納してしまう理由の多くは、保険料が高すぎるというものです。

実際には、同じ補償内容でも保険会社によって保険料は大きく異なります。

現役保険屋である筆者が同条件で11社の見積もりを比較したところ、次のような結果になりました。

車の保険を滞納するとどうなる?契約解除・等級失効のリスクを解説の記事で、一括見積を紹介する画像

同条件にもかかわらず、1位と22位とでは約5万円もの差が開いていることが分かります。

月額換算すると約4,000円以上の差になります。

もし保険料の支払いが厳しいと感じているなら、契約内容を見直すだけでなく複数社を比較してみることをおすすめします。

一括見積もりなら最安の保険会社がすぐ分かる

自動車保険は保険会社によって保険料が大きく異なります。

そのため、担当者に言われるまま毎年保険を更新している人は数万円損している可能性があります。

先述の通り複数社の比較をすることが最重要となりますが、一社ずつ見積もりを取るのはかなり時間がかかり大変です。

そこで、次のようなメリットがある一括見積もりを使って比較するのがおすすめです。

  • 最大20社をまとめて比較できる
  • 保険料を数万円節約できることも
  • 結果はリアルタイムで表示される
  • 無料で使える

保険料の支払いが厳しいと感じる方は、一度比較してみる価値は十分あります。無料なので、あなたの場合いくら安くなるか試してみてくださいね。

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用意する書類

保険証券

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必要な情報

・お車の情報
・運転者・契約者の情報
・補償内容

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まとめ

車の保険料を滞納すると、次の流れになるケースが一般的です。

  • 1か月滞納:翌月にまとめて請求
  • 2か月滞納:解除該当者となり振込用紙が届く
  • 3か月滞納:契約解除

特に契約解除になると、長年積み上げてきた割引等級が失効するため大きな損失につながります。

保険料の支払いが厳しい場合は放置せず、早めに対応することが重要です。

また、保険料そのものが負担になっている場合は、一括見積もりで複数社を比較し、より安い保険会社への乗り換えも検討してみてください。

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