ソニー損保の火災保険♪
というフレーズをテレビCMでもよく聞くようになりましたよね。
さて、ネット型損保は保険料が安いイメージがありますが、実際のところどうなのか気になりませんか?
公式HPでは『ソニー損保の新ネット火災保険は、インターネットを通じたダイレクト販売で(中略)中間コストを抑えています。』と謳っています。
「保険料が安いです!」という直接的な表現はありませんが、一体どの程度なのでしょうか。
実際に私がソニー損保の火災保険で見積もりしてみましたので、あいおいニッセイ同和損保(代理店型)の保険料と比較しながらご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
ソニー損保の口コミ
ソニー損保(ソニー損害保険)は日本に本社を置く損保会社で、自動車保険や火災保険などの各種損害保険を取り扱っています。まずは良い評価から見ていきましょう。
良いレビュー
保険料の安さのほか説明・補償内容の分かりやすさが評価されているようです。
ネットに慣れている方は加入手続きは簡単、との意見もあります。
悪いレビュー
代理店型と違って全ての手続きを自分で行う必要があるため、保険の知識面や操作面からの不満が多いようです。
担当者に都度質問し、対面で相談しながらプランを決定したい方は代理店型がいいかもしれません。
ソニー損保の火災保険について
保険料比較の前にソニー損保が扱う火災保険の内容について詳しく見ていきましょう。
火災をはじめ風災や水災、盗難などを補償対象とすることができます。
ネット型だからこの補償はつけられないというものはなく、代理店型とほぼ同じです。
プランの選び方
様々な補償のうちから、あなたにとって必要な補償を選択することができます。
こちらの例のように、風災補償は建物のみ・盗難補償は家財のみといったように、自由な設計することができます。
基本的に、多くの損保会社はそのような自由な設計をすることはできず、決められたプランのうちからいずれかを選択して加入します。
今回比較するあいおいニッセイ同和も例に漏れず、次の5つのプランから選択することとなります。
なお、あいおいは次の損害に対して免責(自己負担額)5万円が適用されるので注意しましょう。
③水ぬれ
⑥破損、汚損等
当記事で比較するプランは次の3種類です。
・エコノミープラン
・セレクト(水災・破損汚損なし)プラン※
・フルサポートプラン
※共同住宅建物専用プランとなっていますが、特定の代理店では一戸建ての場合でも試算可能です。
★ソニー損保は保険設計の自由が利くので、あいおいの各プランに該当する補償を付けて比較を実施します。
保険加入できる物件
ソニー損保では、居住専用の持ち家のみ保険加入することができます
・個人所有の一戸建て
・区分所有のマンション(分譲マンション)など
店舗や空き家、賃貸物件等は対象外です。
アパートを借りる時「家財の保険に必ず加入してください」と言われ加入しますが、これは「借家人(しゃっかにん)賠償責任保険」をセットするためです。詳細はいずれ別記事で解説する予定ですが、この場合もソニー損保では加入できません。
住まいの緊急かけつけサービス
こういった経験はありませんか?
家のトイレが詰まった!
玄関のカギをなくしちゃった!
上記のような住まいに関するトラブルが発生した時、応急修理や緊急開錠を行ってくれるサービスがソニー損保の火災保険に付帯しています。
連絡は24時間365日受け付けているので安心ですよね。
損保大手四社においては、東京海上はオプションでセットすることができ、損保ジャパン・三井住友海上・あいおいニッセイ同和では無料で付帯しています。
ただし、あくまで一時的な応急修理費用(出張料および作業料)が無料であり、修理代や部品代等が発生する場合には契約者負担となる点には注意してください。
保険料比較
さて、本題の保険料比較です。
火災保険の保険料は、建物の構造により区分されます。
例えば、コンクリート造建物と非耐火の木骨造建物とでは燃え広がりやすさが大きく異なるためです。
当記事では、両社のH構造(非耐火建物)とT構造(鉄骨造建物)の保険料を比較していきます。
H構造の保険料比較
いかがでしょうか。
この試算条件だと、全てのプランにおいてソニー損保の方が安いという結果になりました。
5年間で最大75,472円もの差額が開いています。
フルサポートプランに準ずる内容でも41,669円安いです。
※前述の通りあいおいは水ぬれと破損汚損等に免責5万円が設定されてしまいますが、ソニー損保では免責金額なしで試算しています。(ソニー損保に優位性あり)
T構造の保険料比較
続いて鉄骨造建物等のT構造です。
T構造においても全てのプランでソニー損保の方が安い結果となり、セレクト(水災・破損汚損等なし)プランで24,848円の差額が開きました。
まとめ
★保険料が安い傾向にある
ただし、建物構造やプラン等により試算結果は大きく異なる
★必要な補償を自由に選択し、合理的な保険設計ができる
★損保四社と同水準の「住まいの緊急かけつけサービス」が付帯する
★加入手続きはすべて自分で行う必要がある
一括見積もりもおすすめ
火災保険をはじめ各種保険は家計における固定費です。
節約を検討する際に必ず見直したい部分です。担当者に言われるまま保険加入した方は他社比較の上見直しすることをおすすめします。
加入する保険会社のほか、建物構造や都道府県などによって保険料は大きく異なります。あなたの場合いくらになるかはこちらから簡単に見積もりすることができます!
保険会社は多すぎてよくわからない…
という方でも、一度に最大17社の見積もりを取ることができるので、複数社から比較して納得のいく保険を選びましょう!
\ 最短3分で一括見積もり /
また、2024年10月に火災保険は過去最大の値上げが実施される予定です。
値上げへの対策方法は【節約】火災保険がまた大幅値上げ!安くするおすすめの対策方法の紹介【2024年10月/裏ワザ】の記事で紹介しておりますので是非ご覧ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。当記事が皆様の保険見直しのきっかけとなれば幸いです!
コメント