【ネット損保】自動車保険を安くするおすすめの方法6選【節約】
自動車保険 節約 ネット型/ダイレクト型/通販型
車の保険を安くする方法ってないの?
おすすめの方法を紹介するのだ!
・自動車保険を安くしたい方
・保険の内容がよく分からない方
・ネット損保での保険料が知りたい方
多くの保険会社が存在しますが、補償内容は複雑だしどこも同じに思えて悩みますよね。
自動車保険は毎月かかる固定費なので、節約を検討している方は多いはず。
当記事では、不要な特約を削除して保険料を安くする方法と、ネット損保が安い理由を説明します。
皆様の保険見直しのきっかけになれば幸いです。
Youtubeでも解説しています!
※ネット損保の保険料が安いランキングは【ランキング】一番安いネット損保はどこ?12社比較!任意保険を比較して見直そう!の記事をご覧ください!
保険料を安くする方法
さて、今回ご紹介するのは自動車保険の保険料を安くする方法についてです。
車を運転する以上は必ず加入したい任意保険。
加入が「任意」だから任意保険と呼ばれていますが、例えば人身事故の加害者になり相手に後遺障害を負わせた場合などは、賠償額が何千万円にも上るケースもあります。
そういった賠償額を自腹で支払うことができる人は少数ですよね。
しかしながら、私が事故対応をする中で2,3ヶ月に1回は相手ドライバーが無保険というケースに遭遇します。
裁判となったケースもあり、毎度頭を抱えます。
損害保険料算出機構が調査したデータによると、任意保険の加入率は約88%です。
加入率は少しずつ増加しています。
現在無保険という方は、代理店型より保険料が安い傾向にあるネット損保でもOKなので必ず加入しましょう。
まえおき
簡単に前置き説明だけさせてください。
自動車保険は次のように2種類あります。
強制保険…加入が義務付けられている。補償は最低限で保険料も車種ごとに一律
任意保険…加入は任意。保険料は補償内容や保険会社ごとに異なる
そのため、当記事で紹介するのは後者の任意保険についてです。
保険料を決定する要素
保険料を決定する要素は実に様々で、例えば
などです。
自動車保険をはじめとする損害保険は、普通保険約款(対人対物など)+特別約款(=特約。弁護士特約など)から成り立ちます。
特約は自動付帯につき削除不可能なものもありますが、必要に応じ取捨選択の上合理的な保険設計をしましょう。
営業マンに言われるまま加入している方は、この機会に見直しすることを強くオススメします。
補償を見直すべき6つのポイント
では、自動車保険の補償を見直すべきポイントを6つ紹介します。
①年齢条件・運転者限定を適切に設定する
②人身傷害乗用具事故補償特約の削除
③車両保険のプラン変更
④レンタカー特約の削除
⑤完全重複/不完全重複部分の削除
⑥ネット損保(ダイレクト型)などで一括見積もりする
★当記事では国内大手損保四社※の個人契約を前提とし、あいおいニッセイ同和損保にて保険料試算をしています。
※四社→東京海上日動/損保ジャパン/三井住友海上/あいおいニッセイ同和
それでは各ポイントを詳しく見ていきましょう。
①年齢条件・運転者限定を適切に設定する
年齢条件と運転者の限定はそれぞれ次のように区分されます
年齢条件を高くするほど安くなる
運転できる範囲が狭いほど安くなる
年齢条件/運転者限定ごとの保険料比較表
「年齢を問わず」にすると相当保険料が高いです。
ただ、こちらのグラフをご覧ください
警視庁が公開した年齢別事故発生率のデータを抽出し、グラフ化したものです。
若年者ほど事故率が高い傾向にあることがわかります。
これを見ると、若い方の保険料が高い理由も頷けますね。
年齢とともに事故率は減り、40〜44歳で最も低くなります。
年齢条件設定時の大切なポイント
年齢条件について、大事なポイントがあります
簡単に言えば、別居の人には年齢条件が適用されません。
つまり、設定した年齢条件を満たさなくても運転できます。
(④についての詳細説明は割愛します)
ドライブに行ったりすると、たまに運転を代わってほしいことってありますよね?
そういった時、これらの人が何歳なのかは考えなくてOKです!
★具体例
年齢条件 26歳以上
運転者限定 なし
運転する人 23歳の後輩
↑このケースでも問題なく保険対応が可能です!
ただし、本人限定や夫婦限定などの運転者限定を設定した場合、限定者以外は運転できなくなる点にはご注意ください。
上記の説明は運転者限定を設定していないことを前提としています。
②人身傷害乗用具事故補償特約の削除
保険会社により名称が異なり、次の通りです。なお、補償内容はほとんど同じです。
特約の解説をします。
営業マンによっては説明なく勝手につけている可能性があるので、あなたも保険証券をご確認ください。
↑先ほどの表で言うとこの部分。人身傷害保険に関する特約です。
次のような事故によるケガも、あなたの自動車保険で補償されるようになります
・他人の車に乗車中の自動車事故
(例) タクシー乗車中の事故でケガをした
・歩行中や自転車乗車中などの自動車事故
(例) 歩行中に車がぶつかってきた
「他人の車」にはタクシーなども含まれます。
ただ、万一他人の車に乗車中の事故でケガをしても、その車の保険で対応してもらえばよいです。
歩行中や自転車乗車中に交通事故に遭った場合も同様です。
結局この特約は、他人の車に保険がついてなかった時のための保険といったイメージです。
補償の対象者は次の通りです。
この特約が不要なのは
『日常の移動手段が専ら徒歩・自転車の人がいない家庭』です。
うちは1人1台車を持っていて、全員の移動手段が車だよ!
という家庭では、この特約を付帯する必要性があまりありません。
お子さんのいる家庭では、例えば通学中に交通事故に遭った場合、別途傷害保険(学生総合保険など)に加入していればそちらからも保険金がおります。
今一度保険証券を確認してみましょう。
保険料比較
この試算条件だと月々270円安くなります。
単月では節約効果が少なく見えますが、5年だと単純計算16,200円節約できます。
③車両保険のプラン変更
車両保険に入っていない方は読み飛ばしていただいてOKです
事故発生時、あなたの車の修理代を保険で支払うことができるものです。
車両保険の種類
車両保険は次のように2種類あります
(法人向けに、これらとは異なる補償種類を展開する保険会社もありますが割愛します)
保険料比較
そんな車両保険ですが、保険料が高いです。
保険料の比較表をご覧ください
差額はかなり大きいですね
一般補償→限定補償
月 -4,440円
年 -53,280円
限定補償→補償削除
月 -4,720円
年 -56,640円
一般補償→補償削除
月 -9,160円
年 -109,920円
当然ですが、車両保険を付けなかった場合は自身の車の修理代は自己負担となります。
車を買ったばかりでローンが残っている場合は必ず車両保険をセットしておくべきです。
一方、年数がある程度経っている車でも、事故時の修理代が何十万円にもなるケースを度々見てきました。
車両保険のプラン変更または削除をすれば保険料節約効果は大きいですが、慎重に判断しましょう。
車両保険をセットしたまま安くしようと思えば、ネット型損保もおすすめです。
いずれも一般補償の車両保険を付帯した同水準の内容で試算しています。
このケースだと代理店型(東京海上など)からネット型(SBI損保・楽天損保など)に切り替えると最大約5万円節約できることになります。
なお、試算条件により試算結果は大きく異なります。他社比較のために複数社の見積もりを取ることは時間と労力がかかり大変です。
一括見積もりなら、一度の入力で複数の見積もりを取ることができるのでおすすめです。あなたの場合保険料がどうなるか、ぜひ試してみてください♪
\ かんたん見積もり /
④レンタカー特約の削除
続いてはレンタカー特約についてです。
レンタカー特約を削除しても代車を借りることができる裏技があるのでご紹介します。
事故や故障で車を車屋に預けている期間中、
保険金額を限度に保険会社がレンタカーを手配してくれる特約
上限日数
事故時 30日限度
故障時 15日限度
(保険会社により異なる)
保険料比較
「つけていれば安心」と思う気持ちは分かりますが、レンタカー特約の単価は結構高いです。
いかがでしょうか
日額7,000円の場合で年間約1万円
日額15,000円だと年間約3万円の保険料を支払うことになります
(日額15,000円の契約はあまりありません)
裏技について
さて、先ほど触れたレンタカー特約を外しても代車を借りることができる裏技についてです。
それは、事故発生時に
保険会社の提携修理工場で修理することです
★技術や設備が一定の業者が保険会社の提携修理工場となることができる
★損保大手四社はもちろん、ネット損保も全国に提携先を持っている
まずは提携修理工場を利用するメリットを説明します。
お分かりいただけたでしょうか。
保険会社を介して提携修理業者を利用すると、なんと代車を無料で借りることができます。
もちろん、あなたの契約にレンタカー特約が付いていなくてもOKです。
これがレンタカー特約を外してもよい理由です。
参考画像はイーデザイン損保のものですが、各社無料の代車を借りることができます。
💡具体的な利用方法
保険会社とやりとりをする際に「提携修理業者を紹介してほしい」と伝えましょう。
無料代車の注意点
ただし、無料の代車について注意点があります。
①車種が選べない
②即日手配できない可能性がある
それぞれ詳しく見ていきます。
①代車の車種を選べない
→一時的に借りるだけなのでOK
仮に希望車種でなくても無料なので我慢ですね
②即日手配できない可能性がある
これには対処法があります。
各保険会社、全国に提携修理業車を持っているので、
保険会社に電話した時に「すぐに代車を手配してくれる業者を紹介してほしい」 と伝えましょう。
遠方の業者になったとしても、自宅や職場へ無料引取りしてくれるので問題ありません。
(無料引取・無料納車)
⑤完全重複/不完全重複部分の削除
まずはこちらの画像をご覧ください。
このように夫婦で車を2台所有する家庭があったとします。
早速ですが、B契約の人身傷害交通乗用具事故特約と個人賠責特約と弁護士特約は削除してOKです
え!補償がなくなるのは困るんだけど!
安心してください。
これらの特約の補償対象者は、少し前に触れましたが次の人たちです
図で解説します。
現在こうなっています。二重に補償されてしまっていますね。
なので
こうします。問題ないですよね。
私は普段
一家に一台つけておけばいい特約です
という言葉で説明しています。
ちなみに正式には補償の「完全重複」「不完全重複」といいます。
完全重複=複数の契約につけると保険料が無駄になってしまうもの
例①個人賠責特約(保険金額が無制限の場合)
→無制限+無制限=無制限 つまり保険料が無駄
例②人身傷害交通乗用具事故特約
→補償範囲を広げる特約を複数つけても意味がない
不完全重複=複数の契約につけておけば保険金額が上がるもの。
つまり完全に無駄とは言い切れません。必要に応じて削除を検討しましょう
例①個人賠責特約(保険金額が1億円などの場合)
→複数の契約に付帯すれば保険金額は2億円、3億円…と増額する
例②弁護士特約 保険金額300万円
→複数の契約に付帯すれば保険金額は600万円、900万円…と増額する
※細かいことですが、個人賠責の保険金額が無制限の場合であっても、日本国外で発生した事故に関しては保険金額が1億円となる場合がほとんどです。厳密に言えば不完全重複です。
今回例示したケースのように片方は東京海上で、もう片方は損保ジャパンで契約してるといった場合気付きにくいです。是非この機会に確認してみてください。
⑥ネット損保など一括見積もりする
ネット損保が代理店型と比べて保険料が安い理由をご存知ですか?
私たちが支払う生損保の保険料は実は2種類に大別されます。
ネット損保では、店舗維持費や代理店手数料などの付加保険料部分を抑えることができるため保険料が安い傾向にあります。
任意保険の保険料は前述のとおり、契約条件や加入する保険会社により大きく異なります。以下に同水準の補償内容で12社見積もりし、ランキング化した表を掲載します。
ネット型/代理店型の保険料比較表
試算条件により結果は大きく異なりますが、この条件だと最大約5万円節約できています。
どこのネット損保で見積もりしたらいいか分からない…
確かにネット損保は複数社あり、比較のためにすべての保険会社で見積もりを取ることはかなり大変です。一括見積もりなら、一度の入力で複数社の見積もりを取ることができるためおすすめです。あなたの場合どうなるか、こちらから試してみてください♪
\ 無料でかんたん/
■用意するもの
・現在ご加入の保険証券
また、ネット損保の保険料が安いランキングは【ランキング】一番安いネット損保はどこ?12社比較!任意保険を比較して見直そう!の記事で紹介しておりますのでご参考ください!
おわりに
節約ポイントの紹介は以上です。
当記事を最後までご覧いただきありがとうございました。今後も保険に関する有益な情報を発信していく予定です!
リクエスト等あればコメントいただければ幸いです!
YouTubeでも解説しています!
当サイトで試算した保険会社(順不同)
【ネット型】
楽天損保・SBI損保・イーデザイン損保・おとなの自動車保険・ソニー損保・アクサダイレクト・チューリッヒ・三井ダイレクト
【代理店型】
東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上・あいおいニッセイ同和
当サイトが皆様の保険見直しのきっかけになれば幸いです。
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