
家財保険は300万円あれば十分?
火災保険を検討している方から、非常によくある質問です。
結論から言うと、一人暮らしなら300万円で足りるケースもありますが、家族世帯では不足する可能性が高いでしょう。
この記事では、現役保険屋である筆者が次のポイントについて解説します。
- 家財保険300万円で足りる人・足りない人
- 世帯別の必要な家財保険金額
- 地震保険を付けた場合の保険料イメージ
- 保険会社によってどれくらい保険料が違うのか
そもそも家財保険とは?
家財保険とは、火災保険の中で家具・家電・衣類・食器・趣味用品など「家の中にあるもの」を補償する保険です。
例えば、次のようなものが家財に該当します。
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- ソファ
- ベッド
- パソコン
- 洋服
テレビをうっかり割ってしまった場合も火災保険で補償を受けることができます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。


家財保険300万円で足りる人
家財保険が300万円で十分かどうかは、家の広さではなく家財の総額で判断することが大切です。
例えば一人暮らしや新生活を始めたばかりで、高額な家具や家電をあまり所有していない場合は300万円以内に収まることも多いでしょう。
一方で、長年住んでいる家庭では気づかないうちに家財が増えているケースも少なくありません。
ただしテレビやパソコンを複数所有していたり、高級家具やブランド品、趣味用品などが増えると家財の総額はあっという間に300万円を超えることがあります。
そのため「なんとなく○万円で十分だろう」と決めるのではなく、一度ご自宅の家財を見渡しておおよその金額を確認してみることをおすすめします。
家財保険300万円では足りない人


反対に、次のような家庭では300万円では不足する可能性があります。
- 夫婦世帯
- 子どもがいる家庭
- 新築・戸建て
- ブランド家具を所有
- ゲーミングPCやカメラなど高額な趣味用品が多い
家具や家電は意外と高額です。以下はあくまで一例ですが、合計すると思いのほか高額になることも珍しくありません。
| 家財 | 金額 |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 30万円 |
| ドラム式洗濯機 | 30万円 |
| エアコン2台 | 40万円 |
| テレビ | 20万円 |
| ソファ | 20万円 |
| ダイニングセット | 20万円 |
| ベッド2台 | 25万円 |
| パソコン2台 | 30万円 |
| その他家具・衣類・生活用品 | 200万円 |
地震保険も付けるなら保険料はいくら?
ここでは一例として、次の条件で試算したケースを紹介します。
※家財のみで試算しており、建物を補償に含めていない点にご注意ください。
保険会社:あいおいニッセイ同和損保/保険期間:5年/支払い方法:5年一括払い/新築年月:平成28年1月/建物種別:一戸建て/建物構造:T構造/水災等地:2/補償項目:火災・風災等・水災・水濡れ等・盗難・破損汚損


この条件では、5年間でおおむね2万円台~10万円台になっています。年間では約4,000~21,000円程度です。
もちろん保険料は様々な条件で大きく変動しますが、例えば次のような要素です。
- 建物の所在地
- 建物構造
- 築年数
- 補償内容
- 保険会社
300万円にするか500万円にするか迷ったら
迷った場合は「家の中を全部買い直したらいくらかかるか」を考えてみるのがおすすめです。
火災で全焼した場合は、家の中にある家具家電を全て買い直す必要があります。



保険料を少し節約した結果、いざという時に数百万円不足した
このような最悪のケースは絶対に避けたいところです。
保険料は会社によってかなり違う
家財保険は補償内容が似ていても、微妙に内容が異なるほか保険会社ごとに保険料が異なります。
そのため、1社だけで決めるのではなく、複数社を比較することが重要です。実際に保険会社8社を比較してみると保険料は次の通りとなりました。


新築年月:平成28年1月/建物種別:一戸建て/建物構造:T構造/水災等地:2/補償項目:火災・風災等・水災・水濡れ等・盗難・破損汚損/建物保険金額:3,000万円/建物地震保険金額:1,500万円/家財保険金額:600万円/家財地震保険金額:300万円
各社ほぼ同条件にもかかわらず、1位と8位とでは約7万円もの差が開いていることが分かります。
火災保険で損しないために
火災保険は同じ補償内容でも保険会社によって保険料が変わりますが、節約のために複数社比較するのはかなり大変な作業です。
その点、一括見積もりを使えば一度条件を入力するだけで最大14社を比較できるのでおすすめです。
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・もちろん無料
今回のように、同じ条件でも数万円の差が出るのはよくあることです。つまり、比較しなかった人だけが損をする仕組みになっています。
逆に言えば、少し手間をかけるだけで確実に得ができるということです。
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